ダブル
このダブルはネガティブ･ダブルです。
4 枚のスペードと 6+ pts を保証します。
スペードの枚数は，正確に 4 枚です。

　ダブル
このダブルはネガティブ･ダブルであり，スペードとハートの両方に 4 枚以上，6+ pts を示します。
非常に良い手の場合にも使います。

　ダブル または 1
ネガティブ･ダブルは，このように，メジャースートの枚数が 5 枚 + 4 枚 の ときにも使います。
　 ただし，この手は強いので (２回ビッドできるので)，初回に 1 をビッドして，次回に 2 をビッドすれば，5 枚 + 4 枚 であることを伝えられます。

　 1
ネガティブ･ダブルを使っているとき，この 1 は 5 枚（以上）のスペードと 6 pts 以上を示します。

　 2
パートナーの 1 オープンに，右オポが 2 でプリエンプトしました。
　 5 枚のスペードと 10 pts 以上があるこの手では，2 をビッドします。
　 ネガティブ･ダブルを使う必要があるのは，この 2 つの条件のどちらかが欠けている場合です。

　 2
10 pts 以上の手で， 5 枚のメジャースートがあるので，ネガティブ･ダブルを使う必要がありません。 次の機会にハートを示します。

　 1
この 1 は， 4 枚以上のスペードを意味します。 オーバーコールが 1 なので，4 枚か 5 枚以上かは区別できません。

　 1
4 枚以上のハートと 6+ pts を 1 により示します。
このハートが 4 枚か 5 枚以上かは 分かりません。

　ダブル
上と同じ手ですが，オーバーコールが 1 です。 このダブルは， 4 枚以上のハートと 8+ pts を示します。

　ダブル
ダイヤモンドをサポートできますが，その前に，ネガティブ･ダブルを使って， スペード 4 枚を示します。

　ダブル
ハートが 5 枚ありますが，10 pts 未満なので，ネガティブ･ダブルします。

　ダブル
スペードが 5 枚ありますが，10 pts 未満なので，ネガティブ･ダブルします。
このダブルは，スペード 4 枚と 8+ pts を保証します。

　ダブル
ハートとスペードがどちらも 4 枚です。

　ダブル

　 2

　ダブル
このネガティブ･ダブルは， 4 枚のハートと 8+ pts を保証します。

　ダブル
これも，ネガティブ･ダブルです。
メジャースートが両方ともビッドされた後なので，このダブルは， ダイヤモンドとクラブのどちらも 4 枚以上で，8+ pts を保証します。

　 2
マイナースートがどちらも 4 枚ありますが，切り札が 3 枚あるので，ダブルではなく 2 をビッドします。

　ダブル
これも，ネガティブ･ダブルです。
メジャースートが両方ともビッドされた後なので，このダブルは， ダイヤモンドとクラブの両方とも 4 枚以上で，10+ pts を保証します。
　 この場合，オープナーがダイヤモンドまたはクラブをビッドするとき 3 の代になるので，こちらに 10 pts 必要です。 さもないと，3，3 がダウンします。

　ダブル
スペードとハートがどちらも 4 枚で 8+ pts の手なので， ネガティブ･ダブルを使います。
　 このビッド経過の場合，一般に，ネガティブ･ダブルはどちらか片方のメジャースートに 4 枚を 保証します。その場合にネガティブ･ダブルを使うには，多少の注意が必要です。
　 今は，両方とも 4 枚なので，安心してネガティブ･ダブルを使えます。オープナーは， 4 枚のメジャースートがあれば，それをビッドします。

　ダブル または パス
手の形だけから言えば，ネガティブ･ダブルが使えます。しかし，片方のスートだけが 4 枚の場合には注意が必要です。ハートでのフィットが見つかる保証はありません。
　 ネガティブ･ダブルに対して，もしもオープナーが 2 を ビッドしたとき どうするかを事前に考える必要があります。
　 このハンドでは，もしも 2 が返ってきたら，パスするつもりでダブルします。