3
ハートの 4‐4 フィットが見つかり，10〜12 pts の範囲なので，3 に上げます。

　パス
9 pts 以下なので，パスします。

　 4
4 があることは，確実です。
切り札が 3 枚なので，初回は 2 と回り道。
２回目に，ここでゲームをビッドします。

　 2
切り札が 3 枚なのでリミット･レイズできず，初回は 2 と回り道しました。 2 回目に 2 をビッドすることにより， 切り札 3 枚と 10〜12 pts を伝えます。
　 初回に 10+ pts であることを通知済みなので，ここでは 2 で十分です。

　 2
オープナーは,「ハートとダイヤモンドのどちらか良い方を選んでほしい」と言っています。
オープナーのハートは 5 枚，ダイヤモンドは 4 枚(５枚のこともある) と考えて，ハートを選びます｡ この選択を プリファー(prefer) と呼びます。

　 2
何もビッドできる手ではないので，ずっとパスしてきました。
　 ここで，スペードをプリファーします。

　 2
ノートランプでは，長いハートが無意味になってしまうので，2 を ビッドして，ハートの長い弱い手であることを伝えます。

　 2NT
ここで 2 をビッドするのは， 上のような弱い手を意味します。
　 11 HCP のこの手では，2NT をビッドします。
オープナーは，1NT をビッドする 上限の手ならば，3NT に上げるでしょう。

　 3
切り札が 3 枚なので，初回は 1 と回り道しました。
2 回目に 3 をビッドすることにより，3 枚の切り札と 10 〜12 pts を伝えます。
　 上の #4 とは違って，ここでは 3 とジャンプする必要があります。

　 3
10〜12 pts の範囲なので，スペードを 1 つ ジャンプして上げます。

　 3NT
自分でもオープンできる強さがあるので，2NT を 3NT に上げます。

　 3NT
自分でもオープンできる強さがあるので，1NT を 3NT に上げます。

　 2NT
10〜12 HCP の手です。
ここで 2 をビッドしてクラブを示すのは無意味です。
ノートランプをビッドすれば，クラブを持っていることがパートナーに伝わります。
〔 2 は，ゲーム･フォーシングに使います。〕

　 4
切り札が 3 枚なので，初回は 1 と回り道しました。
ここで，ゲームをビッドします。

　 3NT
クラブのストッパと 14 HCP を持っているので，ここで 3NT をビッドします。
もしもここで 3 をビッドすると
「私の手は強い手で，何かゲームがありそうですが， でも のストッパを持っていないので 3NT をビッドできません。 そちらで が止まれば 3NT に行って下さい」
という意味になります。

　 3

　パス